学校案内

ごあいさつ

公益社団法人名古屋市獣医師会 名古屋動物看護学院
学院長 荻曽 敏之


名古屋動物看護学院は、市内開業獣医師の集まりである名古屋市獣医師会という組織で運営されております。私も会員の一人で獣医師会長を務めています。根源は我々獣医師、動物病院の人間が、自分達の仕事を手助けしてくれるスタッフを直接教育し、有能で即戦力な人材を送り出そうというポリシーです。他の動物関連専門学校や動物看護系4年制大学は、卒業後の進路として動物看護師、トリーマー、ペットショップ経営、動物取扱責任者、訓練士、ドックショ―ハンドラー、しつけインストラクター等々、ある程度幅広く教育する場を提供しているかもしれませんが、それに対して本学院は、小動物に特化した診療スタッフ、エキスパートを養成することを目的としています。したがって1年間集中的に動物病院の開業獣医師達が直接皆さんに講義、実習を行い、極めてハードな日程をこなしてもらうことになりますが、卒業時に即戦力として小動物医療の職場に受け入れられるように全力で応援していきます。さらに1年後皆さんが動物看護において、一定のレベルの知識、技能を取得したかどうかの試験を実施し、動物看護師として認定するかどうかを判断しています。

学院の特徴

名古屋動物看護学院は高度化かつ多様化する動物医療の最前線である動物病院において、獣医師の良きパートナーとして、また動物病院のスタッフとして日々の診療をサポートし、さらには入院動物の看護・管理、クライアントへの指導などをおこなえるような女性の人材を養成することを目的とした学院です。


欧米諸国では動物病院のテクニシャンとしての専門技術を有する者は国家資格として認められ、それぞれの職場において活躍しています。日本においても今後有望な専門職として注目されています。


本学院はこのような社会状況に応えるべく、名古屋市獣医師会の会員によって結成された名古屋市獣医師協同組合という獣医師団体により1984年に全国に先駆けて設立されました。
そして、2016年より公益社団法人名古屋市獣医師会が運営しております。


教育プログラムにおいては、他の動物看護師養成施設と違って、学院の運営そのものが獣医師団体によるものであるため、毎日の講義・学内実習がすべて動物病院を開業する第一線の獣医師が担当し、実践的な専門教育を実施しています。教育施設も社団法人名古屋市獣医師会の獣医師会館を利用し、講義には大講堂や教室、学内実習には診療施設や研究施設を使用しています。また在学中は一般の動物病院での学外実習(インターン)制度を設けており、これにより机上では理解しにくいことや学院で勉強したことが実際に病院の中でいかに応用されているかを学んでいきます。さらに卒業後においても卒後教育というかたちで仕事の情報や新しい動物看護学などについての教育を続けています。


これらの教育方針により1年間という短い修学期間ではあるにもかかわらず、優秀かつ実践的な動物看護師を養成し、900人を超える卒業生が全国各地の動物病院で活躍しています。


また全国の動物病院で構成される一般社団法人日本小動物獣医師会では、本学院をいちはやくモデル校としてわが国の動物看護師のありかたなどについても検討を加えました。現在では社団法人名古屋市獣医師会の動物看護師認定制度により、本学院の認定試験合格者には社団法人名古屋市獣医師会の動物看護師認定証が授与されます。また愛知県・岐皐県・三重県・静岡県などの動物病院で構成される中部地区動物病院協会(CAHA)による動物看護師認証も付与されます。



卒業後の就職についても、本学院が獣医師団体による運営のため、毎年卒業生のほとんどが全国の動物病院に就職し動物看護師の道を歩み始めています。


このように名古屋動物看護学院は第一線で活躍中の臨床獣医師が実地教育にあたることを主眼とした獣医師団体による設立および運営を特色とし、1年間の修学期間で優秀かつ実践的な動物看護師を養成することを目的としております。

動物臨床栄養指示者 名古屋市獣医師会