学生生活

学園生活

ここでは、現在名古屋動物看護学院で行われていることや、学生さんたちの日々の生活の様子をご紹介します。なかなか本学院の中の様子をご覧いただけることがありませんので、お楽しみください。

平成24年度 第29回名古屋動物看護学院卒業式

第29回名古屋動物看護学院卒業式


平成25年3月9日(土)、名古屋市獣医師会館講堂において第29期生卒業式が行われました。
予定通り2時に式を開始し、森島隆司学院長の挨拶、公益社団法人名古屋市獣医師会 荻曾敏之会長のご祝辞、名古屋市獣医師協同組合 加藤満雄理事長の挨拶とそれぞれに大変温かいお祝いの言葉を頂きました。
卒業生皆、満面の笑みと、これからの現場での働きを思い心を引締めている様子でした。
卒業生の一人が言いました。「あっという間だったけど、濃密な1年だった。」
ご卒業、おめでとうございます。
彼女達のこれからの活躍に期待します。またANCやAHTセミナーで会いましょうね。

平成25年3月4日 【特別講義】 家庭動物の医療倫理とインフォームド・コンセントを考える

【特別講義】 家庭動物の医療倫理とインフォームド・コンセントを考える
安楽死を考える場合の進め方
動物に対する思い上がりを考える
 
講師:武部 正美 先生
 
○倫理とは
  倫理学や幸福説、義務論
○バイオエシックスの原理
  個人的自由主義
○インフォームド・コンセント
  定義、問題点
○パターナリズム
  定義と現実
○インフォームド・コンセントとパターナリズムの共存
○安楽死



動物に対する思い上がりを考える
 
人気が出て売れるからと言う安易な理由で交配される犬猫は少なくありません。ブルドック、フレンチブルドック、パグ、ボストンテリア、ペキニーズ等の短頭種やペキニーズ、スコテッシュフォールド、スフィンクス等産まれながらの身体的欠陥は自然が創造した物ではなく、人間の思い上がりによる勝手や面白半分が生み出した結果にすぎません。安らぎや楽しみを与えてくれる動物、障害を持つ方々の目や耳、足の代わりになる動物、人間の貴重なタンパク源や脂肪源になってくれる動物、なかには医学の発展の為に犠牲になってくれる動物。こうした生きようする尊い命に囲まれて生きているのが我々人間です。感謝をすると同時に、今一度原点に戻り、あらゆる面から動物に対する思い上がりを反省し、考え直す時代にあるのではないでしょうか。


 

第29期生「卒業研究発表会2012」

第29期生「卒業研究発表会2012」 2013年2月2日(土)
 
平成25年2月2日(土)、名古屋市獣医師会館講堂において第29期生「卒業研究発表会2012」が開催されました。
学院関係者と組合員、そして現役動物看護師の方にも出席していただきました。
本年度は岐阜大学名誉教授の工藤忠明先生に卒業研究のテーマを決定する際から卒業研究の授業に毎回出席して頂き、細部にわたって学生に指導して頂きました。
工藤先生のご提案で卒業研究の授業の最後には必ず各班がそれぞれの進行程度を皆の前で発表し、質問を受けたり助言をしたりと活発な議論を交わしながら研究を進めてきました。
その甲斐あってか、本番当日には皆、落ち着いて堂々とした様子で発表ができました。
最後に森島学院長より「大変グレードの高い研究発表であった。」とお褒めのお言葉を頂き、学生達の表情からは喜びと安堵の様子が伺えました。
来年度も数多くの方々に出席して頂き、名古屋動物看護学院の学生たちの成長の証を見ていただきたいと思います。



第1班 より良いパートナーを選ぶ
第2班 動物看護師とは架け橋である!!
第3班 食餌と肥満〜手作りフードと療法食の比較〜
第4班 猫の殺処分を減らす為に


 

ANC養成セミナー開催される

救命講習 2013年1月7日(月)
名古屋市応急手当研修センターの方に講師をしていただきました。



・応急手当ての必要性
  心停止の予防と早期通報の重要性
  AEDによる電気ショックと心肺蘇生法の効果
・心肺蘇生法の流れ
 
その後、人体モデルを使用し、心肺蘇生法の実習を行いました。
様々なケースを想定し、グループに分かれ何度か実習を繰り返しました。


・心肺蘇生法(成人)
・AEDの使い方
・気道異物の除去
・止血法
 
実習が多くて、身に付きやすい講習でした。
あまり、実践する事になって欲しくはありませんが、万が一の場合は慌てず対応出来ると良いと思います。


 

平成24年12月17日 (特別講義)「野生動物看護学2」

平成24年12月17日 (特別講義)「野生動物看護学2」
森田 正治先生
森田動物病院院長、道東野生動物保護センター長


11月8日の講義に続く第2回
 
野生動物の
①初期の手当
②鳥獣の看護、ケア、リリース
③人獣共通感染症
について学びました。
 
「傷病野生動物を拾った場合の処置」
 
まず、いきなり触れて診察などは絶対にしない!
野生動物は触られるのが大の苦手で、そのショックで死んでしまう可能性もある。
 1,視診:出血の有無
 2,聴診:聴診器は使わず、耳で様子を聞く
 3,問診:一時収容者の連絡先を確認
 4,触診:捕獲、検温、聴診器を当てる
の順番で行います。
 
「外科的処置は後回しで、内科的処置が優先」
 
つまり"治療"が目的ではなく、"命を助ける事"が最優先される。
これは、飼育動物を扱う動物病院とは異なる考えです。
 
「傷病鳥類の扱い方」
 
鳥類の保定は背中側から、胸部を圧迫しないよう掴みます。
鳥類は特に、温度管理が重要で保温します。
保護している間は、段ボール箱が一番適しています。
その後更に詳しく、保護の方法や看護のやり方を教えていただきました。
 
「人獣共通感染症について」
 
地域の気候や特性によって、日本国内でも違いがあることを学びました。



12月9日(日)    名古屋国際会議場 AHT&スタッフセミナー

12月9日(日) 名古屋国際会議場 AHT&スタッフセミナー


 

午前の部


AHTトラブルバスター
テーマ「人間関係のトラブル」
 
・処方におけるトラブルについて
・面会時の対応について
篠原 愛(なりた犬猫病院)
・新人の電話対応時のトラブル
高木 香奈(獣徳会動物医療センター)
・先生、言葉は凶器です
・立場って平等?
伴 容子(千村どうぶつ病院)
・個人情報の取り扱いによるトラブル
東 浩樹(平成動物病院)
・院長とのトラブル
・念書においてのトラブル
原 麻由里(みどり動物病院)
・預かり中の犬が(心に)傷を負った時の対応で、飼主に不快感を与えた
久保田 文恵(Doggy Daycare Pooches)


午後の部
                「求められる動物看護師になるためには」
村尾 信義(認定動物看護師)
 


1. 保定とはなにか – 学問としての保定
2. 理論に基づく頭頚部保定法
3. 求められる動物看護師になるためには
 
の順に、ロジカルで分かりやすく、尚かつ大変興味深いセミナーでした。
 
保定の3原則
1 : 動物に無理な負担をかけない
2 : 飼主に不安や不信感を与えない
3 : 診察しやすく、処置しやすいように
 
・言語を持たない動物たちに対して、彼らの持つ優れた臭覚や視覚などの能力を利用して、コミュニケーションを図る。
・ヒトからみた動物の行動や心理だけでなく、動物からみたヒトの行動や心理を考え、動物種特有の性質を考慮することが重要である。
・適切な保定を通じて獣医師や飼主から信頼を得る。


 

ANC養成セミナー開催される

12月8日(土) 名古屋国際会議場 ANC(動物臨床栄養指示者)養成セミナー
「病気の仕組みを考える」 講師 : 志水泰武先生(岐阜大学 獣医生理学教授)


先ず始めに「健康とは何か? 病気とは何か?」について考えるに当って、健康(Health)と病気(Disease)の語源について説明してくださいました。そこから、病とは恒常性が乱れた状態、健康とは恒常性が維持されている状態という定義が導かれ、体温や味覚を例に説明して頂きました。


更に「病気のパターン」「東洋医学の未病という概念」に説明が及び、尿検査を例に挙げて詳しく教えて頂きました。
まとめとして、「健康と病気は表裏一体であるため、病気を理解するためには、正常な状態を理解する事から始まる」という事を教えて頂きました。
今回のセミナーは、名古屋市獣医師協同組合主催催事の一貫として開催され、学院の生徒も参加しました。


 

平成24年12月3日【特別講義】「眼の構造と眼疾患 製品説明」

平成24年12月3日 【特別講義】 「眼の構造と眼疾患 製品説明」
千寿製薬株式会社 宮本 和夫 先生


始めに眼の構造について各名称と、その機能について詳しく教えて頂きました。
次に点眼剤について、正しい使用法と点眼法について学びました。人用の点眼剤は現在約150製品があるのに対して、動物用は5製品のみという驚きの情報も。
更には、眼科検査法と関連器具の説明、代表的な眼疾患とその治療について学びました。


今回、眼球の教材用模型を寄付して頂きました。
宮本先生、ありがとうございました。


 

平成24年11月13日 【特別講義】アフリカの野生動物

平成24年11月13日 【特別講義】 「アフリカの野生動物」
神戸 俊平 先生  マジモトフェローシップ・プロジェクト


「獣医師として、野生動物とマサイを中心とする伝統的な地域社会との共存のために」


(現状と問題)
野生動物・家畜・人間が同じフィールドで生活をし、共存していかなければならない。しかも、現住民だけでなく、密猟や豊富な資源を盗ろうとする輩もたくさんいる。売買のために、勝手に殺してはならないことはワシントン条約で定められているにも関わらず、無くならない密猟や密輸。
野生動物はただ共存するだけでなく、貴重な観光資源である。観光で集まったお金は、野生動物の保護に役立てられる。
 
(日本との関係)
日本の経済援助が、環境問題や貧困を生み出すという事実。
支援と銘打ってしたことでも、長い目で見て現地の人が豊かにならなければ意味はない。はっきり言えば、税金の無駄遣いである。
日本の行政は大きな事業をすれば、アピールはできる。だが、それは役立つことなのか?現地の人の生活がよくならなければ、本当の意味の支援にはならない。
 
「支援」とは何か、「共存」とは何か・・・
我々は何が出来るのか、あるいは、してはいけないのか・・・
現地で何十年も活動されてきた、神戸先生だからこそ分かる事をたくさん教えて頂きました。


 

平成24年11月9日 【学外実習】 名古屋動物愛護センター

平成24年11月9日 【学外実習】 名古屋動物愛護センター
センター獣医師 こじま先生



業務内容
 • 管理棟
    捕獲犬(迷子・野犬、負傷動物の収容、返還、殺処分)
    飼い主が飼えなくなった犬猫の引き取り、殺処分
    失踪・保護動物の情報提供
    動物取扱業の登録・監視指導、研修の開催
    特定動物の飼育許可・監視指導
 • 愛護館
    ふれあい広場
    動物愛護を普及する教室の開催
    動物介在活動
    正しい飼い方の普及活動
    犬猫の飼い主募集と譲渡
    動物愛護推進員の活動サポート


収容頭数や殺処分頭数などを教えていただき、実際の処分場がある管理棟を特別に見学させていただきました。
処分機を目の当たりにし、言葉が出ませんでした。
実際に働いている職員の方には、頭がさがります。
一匹でも殺処分される動物を減らすために、自分達ができることを考えていかなければならないと、改めて身の引き締まる思いでした。


 

平成24年11月8日 (特別講義)「野生動物看護学1」

平成24年11月8日 (特別講義)「野生動物看護学1」
森田 正治先生
森田動物病院院長、道東野生動物保護センター長


はじめに傷病野生動物と総論として動物の5つのファクター
・産業動物=経済動物
・実験/実習動物
・愛玩動物
・動物園動物
・野生動物
について詳しく説明して頂き、獣医学と生態学の違いも教えて頂きました。
野生動物は誤診が多く、診断がとても難しい。
人にも慣れておらず、診ている段階で、触られている状態が過度なストレス下にさらされている。それは、野生動物に対する一種の虐待でもある。
治療をするためでも、野生動物にとっては人に捕まることに変わりはない。という事を教わりました。
 
次に野鳥の生態について詳しく教えて頂きました。
更に鳥の外部形態、骨格等について勉強し、実際に鳥の羽を見せて頂きました。


最後に片翼が骨折したアオバトを用いて、保定の実習を行いました。



平成24年10月27日 バイエル薬品株式会社動物看護師セミナー動物病院内における消毒について考える

平成24年10月27日 【動物看護師セミナー】動物病院内における消毒について考える
バイエル薬品株式会社 佐渡賀 宣之先生、岩本 健太郎先生



10月27日(土)午後2時半から4時まで、名古屋市獣医師会館にて、バイエル薬品株式会社の佐渡賀 宣之先生と、岩本 健太郎先生による、「院内における合理的な消毒薬の使用について」が開催されました。50人以上の動物看護師と学院生、5人の組合員の参加のもと、先ずは3病院の動物看護師の方が、自院での診察台の滅菌作法を披露。


その後、佐渡賀先生が「消毒の基礎」から「有効な消毒薬の選択」「実際に院内で消毒するポイント」を詳しく説明してくださり、「伝染性疾患をもつ動物に対する院内対応法」に至るまで講義してくれました。みっちり1時間に渡る詳細な講義の後、岩本先生にポイントになる大切な事を復習して頂き、更には参加者全員がお土産まで頂き、至れり尽くせり、大変勉強になるセミナーでした。

平成24年8月4日 名古屋動物看護学院学校説明会開催

平成24年8月4日 名古屋動物看護学院学校説明会開催


平成24年8月4日(土)名古屋市獣医師会館において学校説明会が開かれ、9月1日から始まる願書の受付を前に、高校生や社会人の方々18組が参加した。森島隆司学院長による学院の概要、募集要項の説明の後、犬と猫、鳥の違いら関するミニセミナーでは、身近な動物の性質や習性などの話に参加の皆さんは興味深そうに聴き入っていた。
質問コーナーでは次々に質問が出されて参加者のこの学院に対する真剣さが伝わり、学院長の回答にも自然と熱が入り双方にとって有意義な説明会となった。

平成24年6月7日、8日 【特別講義】 「犬の行動学としつけ」

平成24年6月7日、8日 【特別講義】 「犬の行動学としつけ」
茂木利夫先生


犬の文化の日欧比較、犬種による行動特性や性格等、犬の心理・行動心理を知る、犬の問題行動について、家庭犬のしつけ、正しい服従訓練の仕方と実践
 
二日目はラブラドールのだいちゃんによる実践。
チェーンカラーの正しい使い方とそれを用いてのしつけの仕方。
ツケ、スワレ、マテ、コイと餌の与え方を教わりました。


画像は犬の視野はヒトと比較し大分狭いことを全員で確認したときのもの、決して休憩時間ではありません(笑)


 

平成24年6月4日 【特別講義】 内部寄生虫について

平成24年6月4日 【特別講義】 内部寄生虫について
バイエル薬品株式会社 岩本健太郎先生


内部寄生虫の分類(線虫類、条虫類)、人に感染すると恐ろしいということ、治療・薬剤について、
定期駆虫の重要性を学びました。


 

平成24年5月29日 【学外実習】 名古屋市東山動物園

始めに動物会館で動物園の歴史的なPVを観た後、飼料室へ移動し動物園で給餌する食材について学びました。

毎夜11時頃に飼料の青草は搬入されてきて、翌早朝に各舎へ搬入されます。草食動物は生野菜以外にペレットを利用します。ゴリラやフラミンゴにもペレットを給餌します。

肉は動物園全体で一日40kgくらい、馬肉、レバー、鳥頭。魚はほっけがメインでアジやオキアミなどで、馬肉は全部海外から輸入しています。 その他に敷島パンから毎日無料で規格外のパンを頂き、また豆腐屋さんからオカラを2、3日に一度頂くそうです。

園全体の餌の予算は年間1億円。象が一番高くて一匹1日1万円。月曜日は動物の体調などを考慮して絶食日としています。 以上詳しい説明を伺った後に、インドサイ獣舎へ移動して餌やりを体験し、インドサイの歯の説明を受けました。

平成24年5月16日17日 【特別講義】「お客様対応の心構え」等

平成24年5月16日17日 【特別講義】「お客様対応の心構え」等
DSファーマアニマルヘルス株式会社 中村直志先生


◆お客様対応の心構え
これまではサービスを受ける立場っだったが今後はサービスを提供する立場になる、というのをふまえ料理店、航空会社、料理店等の事例から"お客様の満足"について学びました。
 
◆家庭動物に関する法律
・身体障がい者補助犬法
・野生動植物保存法(種の保存)
・外来生物法
・動物の愛護及び管理に関する法律
・感染症法
・ペットフード安全法
加えてマイクロチップについても説明がありました。
◆薬事法&医薬品概論
 薬事法、医薬品、毒薬、劇薬、要指示医薬品、麻薬、向精神薬、覚醒剤について
 
◆微生物とウィルス
 微生物の構造や分類、感染症と免疫、ワクチン、ウィルス等
 
◆化学療法剤
 化学療法剤の分類、抗菌剤、抗生物質の種類と説明

平成24年5月14日 【特別講義】「伝染病予防について」

平成24年5月14日 【特別講義】「伝染病予防について」
ファイザー株式会社 本谷眞澄先生


ファイザー株式会社の本谷眞澄先生が犬・猫の代表的伝染病、生体の免疫機能、ワクチンの予防効果、製剤の取扱い、ワクチン接種前・摂取後の注意点を分かりやすく説明してくださいました。

平成24年5月7日 【特別講義】「ノミ・ダニ・フィラリアについて」

平成24年5月7日 【特別講義】「ノミ・ダニ・フィラリアについて」
メリアル・ジャパン


前半ではノミとダニの生態、それらが及ぼす動物と人間に対する健康被害を教えて頂きました。
 
後半はフィラリアの生態、犬と猫に対する感染と病気の症状を教えて頂きました。
 
加えてこれら寄生虫は感染を成立させない事が重要であり、予防法についても教えて頂きました。
 
最後に、動物病院での飼い主さんへの啓蒙の重要性も説明して頂きました。

平成24年4月26日 【学院討論会】日本での動物に対する愛情は十分か不十分か

平成24年4月26日 【学院討論会】日本での動物に対する愛情は十分か不十分か
名古屋動物看護学院学院長 森島隆司先生 / 岐阜大学名誉教授 工藤忠明先生


平成24年4月26日、新しい動物看護教育の一環で学生たち自身が学生独自の尺度スタンスで物事を考えて、自分の言葉で自分の意見を発信する能力を鍛えるための取り組み授業を行いました。「日本での動物に対する愛情は十分か不十分か」について話し合いをしてみました。十分と思う学生達と不十分と思う学生達に分かれてそれぞれの意見を聞いてみました。


十分と思う人達の根拠は、次の通りでした。
1. とても高額な高度の治療を望む飼主さんたちが増えてきている。
2. 動物を擬人化してかわいがっている人たちが増えてきている。
3. ドックフード、キャットフードの種類がとても多い。
4. 動物が入院した場合、家族で面会に来られるケースが多い。
5. 野生動物の保護活動が盛んに行われている。
6. 家の中で飼育されている動物の割合がとても増えてきている。
7. ワクチンなど病気の予防にとても気を使っている。
8. 動物のお墓や埋葬など死後の対応が十分。
9. ドックカフェ、キャットカフェが増えてきた。
10.ペットホテル、犬の美容院が増加した。
 
不十分と思う人達の根拠は、次の通りでした。
1. 遺棄動物が多い。
2. ペットショップでの幼弱齢動物の販売や展示環境
3. 野良動物への取り扱いが不十分
4. 公共機関の動物に対する対応が不十分。
5. マスメディアの動物に対する扱い(ドラマなど)
6. 飼主教育が不十分。
7. 一般の人の動物に対する知識が偏っていたり、不足している。
8. 実験動物、食用動物の取り扱い方が十分でない。
9. 動物に関する法律整備十分でない。

賛否両論、表裏一体の意見理由が述べられました。どれもこれもなるほどと頷ける理由、根拠があり、わずかな時間で学生たちの動物に対する愛情についての様々な意見を聞くことができました。
動物病院で必要とされる実践的な動物看護師になることを目標に入学してきた学生達です。入学して日も浅いですが披露された意見の中には一般の人達とは明らかに異なる鋭い視点からの理由を聞くことができました。
十分不十分それぞれの立場の意見の根拠は、これからの学生生活でじっくり考え、どう取り組むべきかを考えるに足りうるもので、今後の学生活動の中で何らかの結論を導き出せることを期待できる内容でした。

平成24年4月25日 【特別講義】狂犬病について

平成24年4月25日 【特別講義】狂犬病について
塚田動物病院 塚田勝彦先生


公益社団法人名古屋市獣医師会会員の塚田勝彦先生をお迎えして、「狂犬病について」特別講義をして頂きました。塚田先生は1997年のフィリピンにおける狂犬病視察をきっかけに、現在まで継続して国際ボランティア活動として、フィリピンでの狂犬病予防接種活動をされています。フィリピンでの興味深い現状(犬全体の3割が狂犬病であり、毎年350~490人の人間が感染発症して死亡している)を分かりやすく紹介してくださり、対して日本では1957年以来狂犬病が発生していないが、危険はすぐそこにあり、狂犬病が日本でも発生する可能性は非常に高い事を説明してくださいました。現在の日本のおける狂犬病対策の甘さ、さらなる対策強化の必要性を強く訴えられました。


 

平成24年4月24日 論文・レポートの作成法、プレゼンテーション技法

平成24年4月24日 論文・レポートの作成法、プレゼンテーション技法
岐阜大学名誉教授 工藤忠明先生


まず「良い文章」を書くための心得から始まり、論文とレポートの形式を紹介して下さいました。そして学生に必要なレポート作成法を詳しく説明して下さり、説得力ある文書を書くテクニックと「起承転結」の重要性を丁寧に教えて頂きました。途中、冗談も交えつつ、先生の得意な詩吟も披露してくださり、続いてプレゼンテーション技法の説明へ。プレゼンテーションとは、話し手が伝達したい情報を、聞き手に理解されること。聞き手が理解できなければプレゼンテーションではない。と定義され、原稿作成、準備、リハーサルまでを詳しく教えて頂きました。


 

平成24年度 第29回名古屋動物看護学院入学式

第29回名古屋動物看護学院入学式


平成24年4月14日(土)午後2時より名古屋市獣医師会館2階講堂において、第29回名古屋動物看護学院入学式(平成24年度)が挙行されました。入学生はこれから始まる新しい生活に期待に胸を膨らませながら式に臨みました。


来賓には荻曽敏之 公益社団法人名古屋市獣医師会会長、工藤忠明 岐阜大学名誉教授、渡辺康夫・尾島雅之・高取勝良 各名古屋市獣医師協同組合相談役に御臨席賜りました。

森島隆司学院長のあいさつ、来賓を代表して荻曽敏之会長の祝辞、最後に加藤満雄 名古屋市獣医師協同組合理事長が挨拶に立ち、入学生を激励されました。

入学式の後、記念撮影、オリエンテーション、担任とのグループ面談を経て全てのスケジュールが終了しました。 また入学生の一人に、お母様が当学院の卒業生である方がおられ、学院の長い歴史を印象付けました。 授業や実習が始まるにあたり、関係各位にはよろしく御指導協力を賜りたく、お願い申し上げます。

動物臨床栄養指示者 名古屋市獣医師会